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いいものはいい

2011.10.21

玄関の段差、あるいは上がりにしても、あれは家族の誰かがいつなんどき車椅子の生活になるかもしれないと、先を読んで考えれば、もう無用の代物となる。そういうふうに、便利で美しくなるのであれば変わるべきだと思っている。実用性や機能性を優先させて考えるのは、いわば人間の本能みたいなもので、それがあって、次にはじめて美を持ってくるものなのだ。だからいくら見た目がよくても、着物姿を街で見かけなくなったのは、勤きづらい、冬は寒い、洗濯しづらいということからである。

JR常磐線(水戸)の新築一戸建て
東京メトロ千代田線(町屋)の新築一戸建て
八千代市の新築一戸建て
流山市の新築一戸建て
千葉市中央区の新築一戸建て

忍耐と維持費を伴うものは悲しいかぎりではあるが消えてゆく運命にある。かつては夏の暑さを大きな縁側から風を通すことによってしのいでいた家屋は、冷暖房器の出現によって、逆に開口部を狭くして、エネルギーの出入りをセーブする家にがらりと様変わりしたのである。いろんなところをあけ放って自然を取り入れた住まいが、台風や地震まで受け入れることにつながってしまった日本の建築文化様式は、外は雨が降ろうが槍が降ろうが、家の中は快適でなければならないという欧米の選択の前に、たそがれて行くのかもしれない。機能的ということは、それほどさようにいろいろなものに影響を与え、物の形を変えて行くものなのだ。それがたとえヨーロッパのものであろうが、日本のものであろうが、アメリカのものであろうが、いいものはいいのである。





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